すこし前の事だ。

「俺、転校するんだ。」

下校中にお前が突然言い放った。

何言ってるんだ、 と俺は思った。

「は?wどうしたんだよ急に。どういう事だよ?」

「だから転校するんだって。 引越しもするんだ。 だからもう会えないかもしれない。」

「はいはい。そうなんだ。で、いつまでこのあほくさい事やるんだよ。」

「本当だって。え…ま、まさか俺の言う事を信用できないのか」

「お前『800円絶対明日返す』って言ってから何ヶ月経ってるんだよ。」

「なにそれ。まあそれは置いといてさ。」

「置いとけねえよ。で、なに?またあの芝居か?w」

「芝居じゃねぇって。本当なんだよ。まだ先の事だけどさ、一応お前だけには言っておこうと思って… これ今はみんなに内緒だぞ?そのうち言うけどさ。」

そう言ったお前の顔は真剣だった。冗談じゃなさそうだ。  …本当に言ってるんだろうか。

「…お前まじで?じゃあ引越しって… 『会えないかも』 ってそんなに遠い所なのか?
てか、絶対に引越しするんか?」

「うん…何回も説得したんだけどさ。無理みたいなんよ。」

「わかった。まぁこの話はもうやめとこうぜ?」

「おう。」

そんな会話があってから10日くらい経ったのだろうか。

場所は教室。 休み時間だ。 お前が俺達のグループの中でまた突然言い出した。

「俺、転校するんだよね。」

「は?いきなり何言ってんのお前w馬鹿だろ?もしくは馬鹿だろw」
 
当然の反応だ。皆がそう言うのも無理ない。俺だって10日前はその反応をした。

「いやマジで。もう会えねぇかも。」

「はいはい。とっとと転校しろよーw」 などの、冷たい言葉が仲間達から言い放たれた。

勿論友達は冗談のつもりだ。お前もその事くらい分かってただろう。
   
   でも俺はその時無償に腹が立った。例え冗談でも。
  
       もしかしたら俺だってそう言っていたかもしれないのに。
  
  いや、もしかしたら俺だって冷たい事を言ってたかもしれない。

「嘘だってwもっと悲しめよお前らw」

お前は明るく返した。   …冗談で言われただけ。  でも本当はつらかっただろう。
俺だってそんな事を言われるとつらくなる。  悔しかったが俺は何も言わなかった。
お前もその方がよかっただろう。

そしてとうとう転校する日がやって来た。朝の会の時に、担任とお前が教卓の前に立った。
グループの奴らもこの状況になって理解した。 本当に転校してしまうと。

あんな事をいってしまったんだ。   とても後悔しただろう。

そして担任が一言。

「えー、この朝の会を使って、皆に話さないといけない事があるんだ。」

すると生徒達は「お前なにやったんだよw」 と、ざわつきはじめた。
完全に勘違いしている。

ざわついた教室を静めるために担任がまた一言。

「はいうるさいぞお前ら。重大な話やから静かにしてくれ。」

教室が静まり返った後。 何秒か経った。

「○○、お前から言えるよな。言ってやってくれ。」

コクッ、とうなずいたお前は、

「突然ですが、転校することになりました。みんな、今までありがとうございました。みんなと過ごしたこの思い出、この学校の事は絶対に忘れません。」 と、涙を流しながら、すごく低い声でお前は言った。  

と、同時に場の空気も一瞬にして変わった。中には数人だが泣いている奴もいた。

そして移動した体育館で、3年生全員にお別れを告げた。


 ほとんどの生徒が泣いていた。 俺も涙がでそうだったが、とにかくこらえた。


     …笑顔で送ってやりたかったからだ。

もう逢えなくても、メールや電話はできる。それでもとても辛かった。





他人にとってはただの一日にすぎないだろう。





でも、俺にとっては忘れられない一日だ。




お前と逢わなければ、こんなに悲しい事にはならなかった。




それでも、お前と出逢えて良かった。


心の底からそう思える、お前のような奴と巡り合えて本当に良かった。


…あー、こういう文を書くのはあんまり慣れてないから、なんか恥ずかしいですね。

関係はないけど、またまた更新には遅れるかもしれません。だがしかし!!!!!!!!

いつか更新しますわ。 僕はやれば出来る子ですからあっはっは

                             …台無しだぜ。



……あー恥ずい。やべ、恥ずかしー><;  もうね、トイレ行ってきます。
2007.12.15 Sat l 未分類 l COM(4) TB(1) l top ▲